「社会あるところに法あり」といわれるとおり、社会が存在すればそこには法も必ず存在する。それゆえ、法律学を学ぶことは、日本社会を構成するすべての人々にとって必要不可欠になる。本講義の目的は、履修者が法の基礎を理解し、法の体系性を意識し、そして具体的な事例を考えられることにより、法律学の場面だけで役立つのではなく、将来的に社会で役立てることができるリーガルマインド(法的思考力)の素養を身に付けることである。