本講義ではプログラミングの基礎を学びながら、効率的なプログラミングの基礎となるアルゴリズムとデータ構造について学習する。アルゴリズムとは問題を解く典型的手法であり、データ構造とはプログラムの中で問題を表現する技法であり、この二つがプログラミングの両輪をなす。本講義では、まずはPython言語を用いてプログラミングの基礎を学び、その後で探索、整列、文字列処理、再帰的手法などの各種アルゴリズムについて理解を深める。また、データ構造としてリスト構造と木構造を学習し、それらを用いてプログラミングする手法を学ぶ。最終的に、論理的な思考と問題解決能力を高めることを目標とする。